ネパールで15年目植樹 山田養蜂場|山田英生

8月5日付け 日本海新聞 社会面(26面)

ネパールで15年目植樹

山田養蜂場

蜂蜜やロイヤルゼリーを製造・販売する山田養蜂場(代表:山田英生)は1日までに、ネパールの首都カトマンズ近郊にある世界遺産、チャングナラヤン寺院近くで植樹活動を行った。

同社は1999年からネパールの森再生を支援しており、これまでに約45万本の苗木を植樹。今年は15周年の節目の年となる。

植樹活動には日本から参加したボランティアや地元中高生、政府関係者ら約200人が参加。植物生態学が専門の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授(86)=高梁市出身=の指導で、山の斜面にインドシイやアラカシなど約2500本を植えた。

ネパールでは燃料用などに大量の樹木が伐採されて森林破壊が進み、土砂崩れなどの災害も起きている。山田英生社長は「ネパール政府と連携しながら、本来の森の姿を再生させる取り組みを広げたい」としており、来年は4万本の苗木を植える計画だ。

横浜市から参加した浦敏之さん(69)は「子どもたちのためにも自然が再生してほしい」と話した。(NNA=共同)

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